朝日杯FS本戦を3日前に控えた本日の調教で、シュウジが栗東坂路を追い切り4F52.2秒、上がり1F11.7秒の好タイムを叩き出しました。4Fの持ちタイムで言えば51秒台も出せる馬ですが、あがり11秒台は今回が初。着実に成長を見せるシュウジに大いに期待がかかります。
もちろん見据えるは一番人気のエアスピネル。前走デイリー杯では道中先行していたものの最後に差され結果は3.5馬身差の大敗を喫しました。そのエアスピネルも本日の調教で同じく栗東坂路を追い切りましたがこちらも好タイム、4F52.3秒、上がり1F12.1秒でした。
前走ではエアスピネルのまくりが効果てきめん、といったところでしたが、調教タイムでみるならば、今回はシュウジが追い上げを見せる展開も予想されます。
一方で、新馬戦突破後2戦目にして朝日杯FSへ挑む注目馬リオンディーズですが、こちらは追い切りがうまくいかない様子。若い馬のたかだか1, 2走の違いですが、キャリアの違いとして現れてきてしまうものなのかもしれません。
事前人気ではエアスピネルが圧倒的一番人気で、その下にリオンディーズ、イモータル、ボールライトニング、シュウジの4頭が並んでいる形ですが、現状ではシュウジが戦績でも、仕上がりでも頭一つ抜けだしているのではないかというのが見て取れます。
とはいえ、調教が悪くともリオンディーズなど良血統の本格化には注意すべきですが、まだ今ではないとみて、期待だけはするものの今回はズバリ切るべきだろうと思います。