2015年12月20日（日）阪神競馬場で開催される第67回朝日杯フューチュリティステークス、特別登録馬も出揃い、出走18頭が概ね見えてきたところで、予想オッズをたててみたいと思います。注目は中央競馬の全GⅠ制覇へ残すところ当レースのみとなった武豊の騎乗するエアスピネルが非常に優秀であり、票も集めそうなところから過剰なオッズになりそうな点ですね。

2歳馬のパワーバランスは猫の目のようにクルクルかわっていきます。エアスピネル本命には違いありませんが、あまりにもオッズがつきすぎるようなら、要注意ですよ！

残念ながらラヴアンドポップの回避が発表されました。右トモの痛みということで、深刻な故障ではないようです。これにより19位だった唯一の地方登録馬かつ紅一点のコパノディールに出走順が回ることになります。他の馬とくらべ戦績もついてきていない牝馬ということで人気する要素もありませんし単勝人気ドベは鉄板じゃないでしょう。

注目の1戦馬リオンディーズの扱いが難しいところです。戦力は間違いないですが、いきなりの大舞台で力を発揮できるかどうか。

また、エアスピネルの人気に引っ張られる形でシュウジの配当は美味しくなるのではないかと見ます。前走ではエアスピネルに負けたとはいえ2着はキープしています。これまでの戦績からも安定感がうかがえますので今回も3着内程度なら手堅くもらえるでしょう。

そして穴馬として注目したいのは良血のプリンシパルスター。母親はオークス馬のシルクプリマドンナですが、自身の戦績はいまいち。というわけで配当は高いです。ここらで才能の開花が見られれば十分に馬券になる可能性はあるのではないかとも思いますが、戦績を見ると適正は1600未満のスプリンター型のような気もしますので、多少虫がよすぎるか。

ハレルヤボーイはサウジアラビアRCの勝ち馬で脚光を浴びたブレイブスマッシュと同様、零細牡馬トーセンファントム産駒。今年の2歳馬は19頭出走していますが、そのうち3頭が勝っています。アーニングインデックスでみると、二桁出走している中ではディープインパクト、ダイワメジャーに次ぐ成績というわけで、イコールこの馬を信用とまではいきませんが、トーセンファントム産駒ということで気に留めておきたい1頭です。